フルーツアレルギーのお話
夢見るぽぽりん
花粉症の方で、むまれに、ポポーを食べたら口がかゆくなった、アレルギーが出た、という話を聞きます。
これは、花粉症のアレルギーをひきおこす原因となるタンパク質(アレルゲン)の構造が、ポポーや野菜、ナッツなどの植物性の食物に含まれるタンパク質の構造と共通しているために、特定の食物を食べると、口腔内でアレルギー反応が出る場合がある、というものです。
症状を誘発しやすいフルーツには、バナナ・リンゴ・キーウイ・モモ・メロン・サクランボ・マンゴー・グレープフルーツなどがあります。花粉症と合わせると、ブタクサ花粉症はメロン・スイカ・バナナ、ヨモギ花粉症はマンゴー、稲花粉症はキーウィ・オレンジで同じようなタンパク質を持っています。
これらの果物でアレルギーを起こした経験のある方は、まずは少量のポポーで様子を見てください。
余談ですが、フルーツアレルギーがあるのに、ポポーだけは大丈夫、という方もいらっしゃいました。ぽぽりんでは、全ての製品で無農薬栽培完熟ポポーを収穫、その後、香りをなくさないように低温加熱殺菌処理を行い、そのうえで味を凝縮させるためにフリーズドライ加工を行ったポポーを使っています。定期的な検査も実施。安心・安全なぽぽりん製品です。
写真は佐賀県環境科学検査協会で調べてもらった最新の検査結果です。一般細菌はgあたり2,000.と出ています。はたして2,000.は多いのか少ないのか。
結論から言いますと、自信を持って少ない、いや非常に少ない、安全で安心できるポポーです。
ここで、殺菌の話と、特にポポーアイスなどの乳製品の安全基準のお話を少ししてみます。
一般的な生乳の殺菌方法は、殺菌温度と時間に酔って「超高温殺菌」「高温殺菌」「低温殺菌」の3種類に分けられます。
一般的に出回っているパック入りのロングライフミルクと呼ばれているものは120度から130度、2,3秒の超高温殺菌です。実はこの殺菌牛乳、何ヶ月でも常温保存がきくので、アメリカやヨーロッパではペットショップでも売られているんですよ。
あくまでも個人的な思いですが、超高温殺菌牛乳は栄養もぶちこわした白い水だと考えています。じゃ、なぜこれなのって。一番効率的だからです。常温保存がきくのに、なぜ冷やして売ってるのって、はい、パフォーマンスです。牛乳がくさい、と言われるのも、超高温殺菌でタンパク質が焦げちゃった匂いなんです。
本来の栄養、風味を生かす殺菌方法は、昔の学者さんパスツール博士が考案したパスチャライズ殺菌。これは63-65度30分、ないしは72度15秒殺菌です。私たちのポポーは、手間はかかりますが、安心できるパスチャライズポポーです。
次に細菌数です、2,000.は多いか少ないか。いろんな製品の細菌基準を見てみますね。生食用カキは5万/g以下、牛乳3万/g以下。アイスクリームは10万/ml以下。1mlと1ccは同じで、水で考えると1ml=1cc=1g。で、パスチャライズポポー0.2/g。以上でした。
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