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開発中の商品
夢見るぽぽりん

開発中の商品

自分が作りたいものをつくる、それがぽぽりんの商品開発の基本です。だから、モットーは「思いつき」と「ひらめき」、そして「行き当たりばったり」の即行動。そして…反省です。
ここで、ポポーのおさらい。
ポポーは、明治時代に日本に持ち込まれた北米原産のバンレイシ科の果実です北米原産ですから、もともとはネイティブアメリカンの果物です。
春になると紫の花をつけ、秋になると実を付けます。

その味は、「カスタードアップル」と呼ばれ、マンゴー+リンゴ+バナナ÷3、という不思議な味です。
 ポポーは、ビタミンCを多く含む果物です。ビタミンCには活性酸素を自らが酸化される事で身体を酸化から守ると共に、白血球の免疫力を高める働きがあります。様々なアミノ酸をはじめとして、マグネシウムや鉄、銅、マンガンをはじめ、カリウム、カルシウム、リン、亜鉛などもかなりの量が含まれています。その特徴をまるまる表現した、商品第一号が、これです。


まんまじゃん、とのつっこみはなしで。まずはそのものの味と香りを覚えてもらおうと思ったわけです。イベントや道の駅でデビューしました。
しかしこれは、季節商品。ポポー収穫時にしか売り出せません。しかも、収穫は大量、売り上げはちびっと汗汗。そこで次に思いついたのが、ポポーの果実の冷凍保管、そしてその果実を使った「ポポーのアイスクリーム」の開発です……これも、若干の季節商品…汗汗。


あっ、今、思いついた。冷凍ポポー果実でジェラート、そして脊振山系のお店にメニューで出してもらう、これ、いいかも。さっそく「三瀬村シュエットの森」とか「のっち」に頼んでみようっと。あっ、「のがり」でポポーアレルギーフリークッキーもありかも。
あっ、そんなら、ポポーのトロピカルジュースとか、ステーキのソースにもできそう。


……脱線、本文に戻る。アイスクリームは地元脊振山系の「よこお牧場・ミルン」にお願いして、脊振の牧場の絞りたてフレッシュミルクとポポーを配合した「ぽぽりんアイス」が誕生しました。その開発にどれくらい苦労したかと言えば、数値で客観的に表現すると私の体重○○kgが●●kgになったくらいの試食と試行錯誤でした。


そして次に思いついたのが、念願の周年商品、「ポポーキャンディ」。
しかし、これはポポーの配合が実に難航しました。配合で、ポポーの果実をあるパーセンテージ以上にするとキャンディにならないんです。でもぎりぎりの配合にしても独特の香りが出ないんです。
試食もさんざん。「ただの飴じゃん」です。どうしたら香りを出せるか…またまた思いついたのが、ポポーの果実そのものじゃなくて、果実をフリーズドライにして濃縮しての配合です。


その試作品も、やっと完成しました。現在、絶賛発売中(笑)。こうして夢を一つひとつ、かたちにしていきます。…続く。


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